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データ分析とかの備忘録か, 趣味の話か, はたまた

2021-01-01から1年間の記事一覧

今年で読んだ書籍

はじめに 毎年、年末にその年で読んだ本を簡単に振り返っていました。 今年はここで紹介することにしようと思います。 今年もそんなに読めてないですね。もう少しあった気もしますが、覚えていないということはそういうことです。

マーケティング・ミックス・モデリングに触れてみる

はじめに マーケティング・ミックス・モデリングに興味を持ったので、簡単に触れてみます。 メモとして残しておきます。 コードを動かした結果は少しづつ追加していきます。 基本的なモデル マーケティング・ミックス・モデリングではいくつかの効果を考える…

<論文要約> Sense and Sensitivity Analysis: Simple Post-Hoc Analysis of Bias Due to Unobserved Confounding (NeurIPS2020)

はじめに 先日、感度分析に関する記事をあげました。 saltcooky.hatenablog.com この内容を調べている際に、以下の論文を見つけました。 arxiv.org この論文では、Imbens(2003)で提案されていた感度分析を一般化しています。 面白そうだったので、読んでメモ…

因果推論における未観測の共変量の影響を考える感度分析

はじめに 数年前に岩波書店の確率と情報の科学シリーズの星野崇宏 著「調査観測データの統計科学」を読んでいきまとめていました。 調査観察データの統計科学―因果推論・選択バイアス・データ融合 (シリーズ確率と情報の科学)作者:星野 崇宏岩波書店Amazon …

<論文要約> Causal Effects of Linguistic Properties (NAACL 2021)

読んだ論文 arxiv.org Twitterに流れてきた Causal Effects of Linguistic Properties (NAACL 2021) という論文を読みました。 解釈が間違っている部分はご指摘していただければと思います。 読んだ論文 概要 イントロ 因果推論の基本 言語特性の因果推論に…

データ分析の際のデータ品質担保に役立ちそうなRパッケージ【tidylog/assertr/testthat】

はじめに 先週Twitter上でデータ分析の際のテストはどうすべきかって話など、データ分析のデータの品質を確保するための話が話題に上がりました。 業務でやっているのはコードレビューを行いレビューワ環境で同じデータフレームや同じ結果が出力できるかを確…

複雑ネットワークの基本

はじめに ネットワーク分析に興味をもち過去にこちらの書籍を読み、 ネットワーク分析 第2版 (Rで学ぶデータサイエンス)作者:努, 鈴木発売日: 2017/05/24メディア: 単行本 以下のような記事を書いていました。 qiita.com qiita.com 複雑ネットワークについて…

RstanでWAICとWBICの算出

はじめに 情報量基準の復讐も兼ねて簡単にまとめます。 こちらの内容をまとめたものです。 社会科学のための ベイズ統計モデリング (統計ライブラリー )作者:浜田 宏,石田 淳,清水 裕士発売日: 2019/12/01メディア: 単行本(ソフトカバー) 事前設定 ある確…

スタイン推定量と小地域推定の基本

はじめに 小地域推定とスタイン推定量について興味を持ったので、簡単にメモをまとめます。 参考になったのは、これらの資料やページです。 小地域推定についてのノート [理論編] 小地域推定のためのノート [実習編] 推定における縮小法の展開—高次元解析と…

ホークス過程の時系列分析について

はじめに こちらの本を読んでいます。 点過程の時系列解析 (統計学One Point)作者:崇宏, 近江,俊一, 野村発売日: 2019/06/08メディア: 単行本 前半としてポアソン過程と更新過程の内容をまとめていました。 saltcooky.hatenablog.com 今回はホークス過程につ…